桜さんぽ 奈良県その3(吉野山の桜と吉水神社・東南院・金峰山寺)
4月4日、阪急交通社トラピックスの奈良県桜めぐりの
バスツアーに主人のお母さまと一緒に行ってきました。
4月5日のブログに書いた吉野山観光の続きになります。
バスの観光駐車場から坂道を40分くらい歩いて
吉水神社(よしみずじんじゃ)に着きました。
この山に建つ吉水神社も世界遺産の建造物です。


吉水神社にはさらに坂道を上ります。


吉水神社の山門をくぐると
吉野山を代表する桜の名所 一目千本(ひとめせんぼん)があります。

一目千本の立て札もありました。
豊臣秀吉が吉野の大花見をした時に
吉水神社は花見の本陣となりました。
秀吉はこの一目千本の美しさを見にして
「絶景じゃ。絶景じゃ。」と
子供のように喜んだと伝えられています。

4月4日の時点ではまだ開花はしていませんでした。
吉野山の桜はその密集ぶりも圧倒的ですが
染井吉野ではなく山桜が咲き誇ります。
山桜は花や葉の色も種類で違い
そのグラデーションにも見応えがあります。
歴史的にも豊臣秀吉が吉野の花見の前年に視察へ出かけ、
山桜中心の桜の山に彩りを加えるために、
数千本の枝垂桜を植樹もしているそうです。
それが、今の美しさにもつながっているのだと思います。
吉水神社の境内に入ると
入口に吉水院庭園がありました。


その花見に際して秀吉自ら基本設計を行った
桃山様式の日本庭園です。

そこから奥を眺めると
吉水神社本社と吉水神社書院があります。

吉水神社書院を拝観しました。

吉水神社書院は日本最古の書院として
世界遺産に登録されています。

向って右の手前の小さい場所は弁慶試案の間です。

胸が痛くなります。
この書院の展示内容は歴史深いものばかりで
例えば
蝉丸の琵琶、一休和尚の墨書 など
見応えがある内容です。
お庭にでると秀吉の花見の本陣の立て札がありました。


花見の本陣には枝垂れ桜が凛として
花を咲かせていました。
秀吉が吉野の花見を開いた時、
吉水神社に秀吉やねねが5日宿泊しました。
境内の庭では茶会や歌会、能の会を行い
総勢5000人の盛大なものだったそうです。
この花見を行おうとした年は
吉野では雨がよく降ったそうです。
秀吉が入山してからも三日間も雨が降り続き
そのせいで苛立った秀吉が
吉野山に火をつけて下山すると言い出します。
吉野の全山の僧侶たちが祈願をしたところ雨がやんで、
この花見が行われたといわれています。

この庭園の北側奥に北闕門(ほっけつもん)があり
ここは邪気祓い所なそうで、
その日も神主さんと一緒に
九字真法による邪気祓いを行っている方がいました。
さすがにそこを撮影するのは気が引けます。
その作法の動画がありましたので、
気になる方は見てみてください。
吉水神社の邪気祓所の作法(動画)
そろそろバスに戻らないといけないので
折り返し駐車場へむかいます。


戻る途中で東南院の桜を観賞しました。
そろそろバスの時間もあって駆け足観賞です(;^_^A



金峰山寺の四本桜は残念ながら咲いていませんでしたが
金峯山寺の御本尊 金剛蔵王大権現が御開帳ということで拝観しました。
金剛蔵王大権現は見上げるほどの大きさで
青い肌で、怒りの形相で赤い髪を逆立てています。
それが3体並んでいるので圧倒されます。
右側に『千手観音菩薩』だそうです。
蔵王堂のご本尊として四百数十年にわたり鎮座されている
日本最大の秘仏だそうです。