神戸税関(中庭一般開放)
3月16日に神戸税関へ行ってきました。
神戸三宮駅を下りて
フラワーロードを南へ歩いていきます。
真っ直ぐで広いフラワーロードは
以前は生田川の水路だったそうです。
この側の東遊園地には
阪神大震災の「震災と復興のモニュメント」があります。
地上部が噴水になっていて
その地下には阪神・淡路大震災の犠牲者の名前を刻んだプレートが収蔵されています。
震災は忘れてはいけないことだけど
被災を思い出して辛くなる方のためにこのような作りになっているのだと。
東日本大震災を経験した私も
後世に伝えなくてはという思いと
忘れたいという辛さは半分半分です。
ここから少し歩くと
日本で一番短い国道174号線を渡ると
神戸税関に着きます。
近くの看板に「日本で一番短い国道です」の文字がありました。
今日は特別に中庭が一般開放されるということもあり
神戸税関の前に10人くらいの方が並んでいました。
開館すると税関イメージキャラクターのカスタムくんが
さっそくお出迎えしてくれます。
カスタムくんは麻薬探知犬をモデルにしています。
3月16日18時からは「Time Trip Cosmos with PINK FLOYD」という
中庭のライトアップイベントが行われるそうです。
そのチラシがもありました。
税関の入ってすぐのエントランスホールです。
上を見上げると造形の美しさに驚きます。
神戸税関は近代産業遺産に登録されています。
引用元:
広報展示室へ向かいます。
海外で購入してはいけない物などが展示されています。
にせものはどれかを見分けたり
実際に触ってみるブースもありました。
そのほかにも
監視船こうべの模型や歴代の税関の模型もありました。
2代目の庁舎は阪神大震災で被災し半壊しましたが
そのまま引き継いで
保全された旧館と新館でできています。
船をイメージした姿になっています。
税関旗は明治25年8月に制定されたそうです。
青い部分が海と空
白いところが陸地をあらわし
その接点に税関があることを意味しています。
ここまでは土日及び休日以外ならば
8時30分から17時まで入場無料で開館しています。
今日だけ一般開放している中庭に出てみました。
建物の美しさもさながら
歴史を深く考えさせられました。
神戸税関