東北女子が関西にお嫁に来ました

アラフォー東北女子が関西へ。「東北と関西」の文化の違いや魅力を綴るブログ

ネギといったら(東北と関西の違い)

関西にきたら出汁文化なんでしょとか

お肉といったら豚じゃなくて牛でしょとか

なんとなく知っていることもあったけど

他にも違いはたくさんあります。

 

関西で東北出身の方にお会いした時に

お母さまに「ネギ買ってきて」って頼まれたから

白ネギを買って言ったらこれじゃないって言われた

という話を聞きました

関西では青ネギネギというらしい。

東北や関東でネギといえば白ネギ

というか商品名にも白ネギと書かず

ネギもしくは長ネギと表示してあった。

そして白い部分を食べて、

緑の部分は肉の臭みを消すために使ったりする。

なので、東北出身者にネギを買ってきてと言われたら

迷わず白ネギを買ってしまいます。

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こちらに来て確かに

九条ネギなどネギの種類も多い。

恥ずかしながらこの話を聞くまで

私は青ネギとワケギは同じだと思っていたのです。

関西の人はワケギを食べる人が多いのだななんて

呑気に思っていたくらい。

しかも東日本ではさまざまなものをワケギとしているらしいです。

 

そんなわけぎ、実は西日本と東日本で認識が違ってきます。
西日本でわけぎと言えば、先ほどご紹介した広島産のわけぎを指します。地方によっては呼び方が異なり、方言で呼ぶことも。熊本県では「一文字」、大分では「千本(チモト)」、沖縄ではビラと呼ばれています。
一方、東日本では、葉ねぎの株分れが多い品種である分けねぎを、「わけぎ」としています。分けねぎの若摘みをあさつきと言うことも。東日本ではさまざまなものを混在して「わけぎ」としているので、わけぎとねぎの違いは曖昧です。

引用元:ねぎとよく似た「わけぎ」とは?見分け方や使い方を伝授! - macaroni

 

なんて東日本のおおざっぱなネギの分類。

いままではそれでも良かったのですが

ちょっと調べてみました。

 

【葱(ネギ)】

 ネギはヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属に分類される植物。

 ①青ネギ(葉ネギ): 九条ネギや万能ねぎなど

      →緑色の葉の部分を主に食べるネギ

   栽培方は土の中より土の外へ長く成長させ、

   よく陽に当てることで緑色の葉の部分を多くしている。

   昔から主に温暖な西日本で栽培されてきた。

 ②白ネギ(根深ネギ):深谷ネギ、下仁田ネギなど

  →白い部分を主に食べるネギ

   栽培時にネギの根元に土を盛り、白い部分を多くする。

   土の表面よりかなり深くネギが埋まっているので、

   陽の当たらない部分は光合成せず緑にはならない。

   東日本でよく栽培されてきた。

【葱の仲間】

 浅葱(あさつき)

  →ヒガンバナ科ネギ属。エゾネギを分類上の基本種とする変種

   ネギと比べると色が少し薄く、形もほっそりしている。

   味、香りはやさしい。

【葱と玉ねぎの雑種】

分葱(わけぎ)

 →ネギ属に属するネギと玉ねぎの雑種。

  見た目はねぎと似ているが、玉ねぎと同じで球根で育つ。

  小振りで根の部分にぷくっとした球根があるのが特徴。