おでんのじゃがいも(静岡おでんと石巻おでん)
関西に来て驚いたことに食文化の違いが多い。
先日、居酒屋さんに行った時
おでんにジャガイモが入っているのに驚いた!
それを関西の方に話すと
「おでんにじゃがいもは普通でしょ」って逆に驚かれる。
そこから具材の違いの話で盛り上がりました。
他の具材にも違いがありました。
こんにゃくの色。東京より西は黒で東北より北は白、
そして滋賀県では赤だそうです。
関西はくじらの皮を乾燥させたコロや
舌を乾燥させたさえずりなども具材としています。
北海道ではマフラーという名前の
さつま揚げをいれるそうです。
くじらのコロは乾燥した状態で売られています。
水やお湯で半日戻してから
おでんやお鍋の具として使います。
具としても美味しいですが、いいお出汁もでます。
まだ試してはいないのですが
夏場では細かく刻んで和え物の具材としても
美味しいそうです。
ご当地グルメになっている
静岡おでんは有名です
静岡おでんは牛すじ入りの黒いスープです。
はんぺんは白だと思っていたら
静岡おでんは黒はんぺんでした。
おでんの具材にダシ粉をつけて食べます。
そして、私のふるさと宮城県では
石巻おでんプロジェクトが2017年に始まりました。
石巻が発祥と言われる「ぼたん焼きちくわ」がおでん種に入っています。
東日本大震災で被災した後に再建した会社や
地元の飲食店や石巻専修大学などが
「石巻おでん部会」を発足して
地元の新しいご当地グルメとするために頑張っています。
その姿はテレビでも放映されました。
きっと、
おでんはいろいろな文化がまじりあって
変わっていくのかもしれません。
おでんに入ったじゃがいもに驚いたけどおいしい。