梅さんぽ 奈良県その3(賀名生梅林とイチゴ狩り)
2月28日、賀名生梅林(あのうばいりん)に行く前に
観光農園 美彩園でイチゴ狩りをしました。
30分食べ放題です。
イチゴの品種はあきひめです。
全体が真っ赤ですごく甘い♪
農園から「一度、触ったものは必ず取って食べてください」と
いうお話もありました。
全体が赤くなっていないものも甘くて美味しかったです。
イチゴジャムを買って帰りました。
ジャムはイチゴと砂糖のみで作られているので
イチゴそのものを楽しめる味です。
ジャムに使用されているイチゴは
微生物や昆虫を利用して害虫を駆除する天敵利用で栽培されたものです。
賀名生梅林に着いたのは、17時近くです。
入口の上り坂がけっこうな角度です。
賀名生梅林は丘陵に約2万本の梅の木が植えられています。
なので、梅の木の下を通ることもできるし
梅の木を見下ろすこともできます。
梅林というよりは、梅の山のように感じます。
もちろん、地表から同じ立ち位置の梅にも会えます。
雨も降って霧がでていたので
写真ではわかりにくいのですが
この霧の奥には梅の木が丘陵にそって植えられています。
賀名生梅林には一目万本・口の千本・見返り千本・振返り千本・
東雲千本・西の千本・奥の千本と見どころがたくさんあります。
目を閉じて、雲海のように咲き誇る梅を想像してみます。
滞在時間は60分なのですが
口の千本あたりで引き返しました。
はじめは賀名生をあのうと読めませんでした。
地名を調べると由緒ある名前なのだと知りました。
賀名生の梅花を700年前の南北朝時代に京都を追われた
南朝方の公家たちが歌に詠んでいたそうです。
賀名生の地名
昔この地は「穴生(あなふ)」と呼ばれていましたが、後村上天皇は南朝が正統でありたいと「叶名生(かなふ)」と名付けました。
正平6年(1351年)10月足利氏が南朝に帰順し、多くの公卿や殿上人が賀名生に参考候して北朝が否定されたので、 翌正平7年の正月、後村上天皇は「願いが叶って目出度い」との思し召しから「賀名生」と改める勅書を下されたと伝えられています。
当時は「かなふ」と呼ばれていましたが、明治の始めになって呼び方を「あのう」に統一しました
引用元:www.gojo.ne.jp/g-kanko/seeing/11anou-bairin.html
今回のクラブツーリズムから
柿の葉寿司とイチゴをお土産に頂きました。
イチゴがすごく色合いがかわいらしい☆
それぞれのイチゴを切ってみました♪
赤のイチゴは古都華
ピンク色のは淡雪
白色イチゴはパールホワイト という品種です。
初めて食べる白いイチゴは
とても香りが良くて果肉も柔らかく
思った以上に甘かったです。